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オカリナ!
JUGEMテーマ:海外生活
みるとさん!子供たち、興味津々!

大分前の話になってしまいましたが、
7月30日に、村の小学校でオカリナコンサートが開かれました。

経緯はというと…。

ある日、突然1通のメールが。

日本のオカリナ奏者である“みると”さんという方が、
カンボジアを訪問したいとの希望があり、
せっかくだから演奏会もしたいと言っている。
コンポン・チュナンを紹介したいのだがどうか…。

というもの。

もともと、僕らプロジェクトメンバーの中で、

この村の野焼きの文化って、土鍋の需要がなくなったら
なくなってしまうのかな…。それって、どうにかしたいよね…。
何か、土鍋以外に野焼きでできる有力な商品とかないかな…。
オカリナはどう?おっ、それいいねぇ!
子供たちが楽器持てるし、いつもオカリナの音がする村!
すっげーうまいやつとか出てきてさぁ。
オカリナの里みたいな?うわー、すごくいいんじゃん?!

というような話があって、僕も密かにいくつか作ってみたものの、
音もろくに出ない有様…。

ちゃんと基本を勉強しないと作れないな…と、
あきらめかけていたときに、このメールですから、
飛びつかないわけがありません!

是非、来てもらいましょう!コンサートは小学校でできないですか?!
ついでに、オカリナの作り方も教えてもらえないですか?

矢継ぎ早にリクエスト。その日のうちになん往復もメールをやり取りして、
翌日には、ほぼ決定!!

一気にことは進んで、このコンサートが実現したんです。

子供たちも大喜び!

初めて聞くオカリナの音色。

コンサート自体、ほとんどの子が初体験だったに違いありません。

低学年の子たちは、後半、ちょっとダラダラムードでしたが、
高学年の子達は、最後までしっかり楽しんでくれました!

そして、みるとさんに同行された、やはりオカリナ奏者の樹さん。
今回のために、わざわざオカリナ工房へ作り方を習いに行ってくださって、
8月4日に再度村まで来ていただき、作り方を教えてくれました。

村で第一号のオカリナが誕生しています。


食堂の子たちも嬉しい! 

こちらは後日談ですが、僕と次の長期滞在者K村くんの二人で
日々練習を重ね、プノンペンでの送別会(僕の)でオカリナ演奏を披露する前夜。

いつも食事をするレストランで度胸試しに演奏を披露!

働いている子達が、とても珍しそうにしていたので、

“試しに吹いてごらん!”

最初は恥ずかしがっていたのですが、
一人が吹くと、次から次へと、みんな吹き始め、
最後はみんな

“サバーイ!サバーイ!”(楽し〜い!の意)

って、本当に嬉しそうでした!
音楽の力って凄い!!

まだまだ始まったばかりのオカリナ大作戦ですが、
現在、みるとさん、樹さんとともに、次の具体的な動きを検討中です!

さてさて、どうなることやら、乞うご期待!
posted by: しん。 | 仕事 | 03:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
今度こそ!?
JUGEMテーマ:海外生活
今度こそ長石?石を拾った場所さらに奥にあった場所 

なんだか突然、アクセスできたぁ!!!!

何書こう、何書こう!!

いつできなくなるかわからないので、
とにかく、今一番書きたいことっ!!!

また、発見したんです!
長石らしき石を!!!

今度こそ、かなり期待大!!

先日、某TV局の取材があり、原料を採取しているところを
撮影したい…ということだったので、
以前、パゥさんたちと石拾いに行った場所へ行くことにしました。

ところが…。

村人の案内無しで行って見たものの、
どこから入ったのか、その入り口が見つかりません!!

近くの人に聞いてみよう…
ということになり、

“土鍋土掘ってるところ知らない?”

子連れのお兄ちゃんに尋ねてみると、

“こっち、こっち、ついてきて!”

行ってみると、前の場所とは全然違う場所。

でも、撮影だけなら、ここでもいいか…
と、日暮れも迫っていたので、中へ入ってみました。

“何か石とかあるといいんだけどな…”

初めて来た場所だったので、少し期待しつつ散策。

“んん?これ風化長石っぽくない???”

“あれ?これ花崗岩だよね…。かなり風化してボロボロしてるじゃん!!”

“あっちに見えるでっかい岩、全部花崗岩だよね!!!”

と、偶然にも、大量の長石候補を発見!!

今日、改めてその場所に行ってみると、
奥にも大掛かりに掘削をしている現場を発見!

飛びつくように崖を滑り降りて、探してみると、
あるある!!

風化長石らしきものや、それに混じって長石らしき石も発見!!!

早速、前回拾ったものと合わせて、8種類の土石類を
乳鉢でスリスリして、テストピースを作りました!!!

今度こそ、今度こそ!神様お願い!!!

この中に長石があれば、
どんなにか村の人達に貢献することができるか!!!

今回拾ってきたものは、どれも粉砕が容易で、
しかも、大きな地層として発見しているので、
量的にも大量に確保できそうなのです!!

それに、前に拾ってきて、長石だとわかったけれど、
ほんの僅かしかなかった土石と、雰囲気が非常に近い。

あれが長石ならば、正に黄金の地層!!!

お願いします!長石でありますように!!

偶然が導いてくれた、こんな時こそ奇跡は起こるもの!
このプロジェクトの今までに起こった数々の幸運がそうであったように、
今回も、奇跡よ起これーーーー!!!!!!!
posted by: しん。 | 仕事 | 02:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
急須に突入!
JUGEMテーマ:海外生活
急須!組み上げ!できた!! 

昨日、今日はワークショップの日。

とうとう、基本の最終段階、急須作りまでたどり着きました!

個人差はありますが、みんな、忙しい中、
とても頑張って、ここまで来ました。

今週はチェンダーの一人舞台!

みんなが苦労している中、次から次へと数をこなし、
そんなに作っちゃって、全部組み上げられるのか?
と、こっちが心配するのをよそに、
今日、夕方までに、きっちり全部仕上げて帰って行きました!

形も良く、手持ちも軽い仕上がりで、悪くありません。

この奥様、とにかく飲み込みが早い、手が早い、
そして、何より、メチャクチャ元気!!

なので、ワークショップに出てくるときは、
もう、これでもかって言うくらい、作って帰ります。

子供が泣きながら、“おかあさ〜ん”とやってきても、
叱り飛ばしながら、作り続けます。

ただ、難点を言うと、ちょっと雑…。
ちゃんと作れるんですよ、綺麗に。
でも、どんどん作っているうちに、段々スピードが加速していって、
恐らく、自分でも気が付かぬうちに、全開になっちゃうんだと思います。

そんなバリバリ馬力のチェンダーが、一気に作り上げて行った急須。

次回の窯焚きは、“自分たちだけで焼く”ことを目標に掲げているのですが、
さて、どんな焼き上がりになるのでしょうか…。

ちなみに、昨日発覚したのですが、(っていうか、僕だけ?知らなかったの…)
なんと、ナウが妊娠していると…。

そういえば、最近少しお腹の辺りが大きくなってきていて、

“ちょっと貫禄付いてきたな…”

くらいに思っていたのですが、今日、よくよく見てみると、
ああ、お腹、ほんとに大きいわ…。

と、いうことは、このプロジェクト中に赤ちゃん生まれちゃうんだ!!

しばらく出られなくなっちゃうんだな…。
でも、ナウの場合、ダンナがとても協力的だから、
きっと大丈夫!なんとか続けて行こうね!!

急須の口を付けるのに、出っ張ったお腹の上に乗せるようにして、
組み上げていたので、

“便利なお腹だなぁ!”

というと、ナウもみんなも爆笑!

とにかく、僕が受け持つワークショップも残すところあと1ヶ月。

来週は、急須を終わらせて、再来週からは、いよいよ大物に挑戦!!

ラストスパートです!!!
posted by: しん。 | 仕事 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ワークショップ人間模様
JUGEMテーマ:海外生活
真面目な二人。器用にこなすナウ。沢山のつる首が! 

昨日もワークショップ。
夜、ブログをアップしようと思ったら、どうしても画像をアップできなくて、
かなり粘ったのですが、あきらめて、今日になってしまいました。

上の写真のソマライとチャンテ−ン。
二人はとても真面目な生徒。

一生懸命課題に取り組むし、授業以外の時間でも、
何かしら、ワークショップのために努力を続けています。

ただ、他の生徒に比べて、身に付くのがちょっと遅い…。

昨日も、つる首の花瓶に挑戦していたのですが、
他の生徒がどんどんできるようになって、
実際に焼く作品を作り始めている中、
二人は、なかなか合格ラインのものが作れません。

珍しく、チャンテ−ンがイライラしていて、
ロクロを挽いている時に、後ろに腰掛けた他の生徒に

“触らないで!”

みんなができることが、自分だけできないのが、とても悔しいのです。

普段なら、ロクロに置いた粘土がなくなると、
次の人にロクロを譲るのですが、
今日は、二人とも譲りません。

自分に納得がいかなくて、ロクロを離れられないのです。

作っては潰し、作っては潰しの繰り返し。
こういうの、ほんとにイライラするんですよね。

タイミングを見計らって、ちょっとアドバイス。

“ほら、できた!大丈夫、できるできる!!”

少しホッとした様子でしたが、しばらくすると、またイライラ…。

“昨日始めたばかりなんだから。大丈夫、できるようになるって…”

と、声を掛けるも、

“できません!”

ん〜。かなり頭に血が上っちゃったな、これは。

“覚えるのに時間が掛かる人は、身に付いたら忘れないんだから!
 すぐに覚える人は、忘れるのも早いよ!俺なんか何年も掛けて覚えたんだよ!”

僕の言っている意味は理解してくれたようですが、
気持ちの方が納得しない…。

今日は、最後までふくれっ面でかえって行きました。

頑張り屋だからこそ、悔しさも人一倍なんですよね。

ナラーやチェンダー、ナウの三人は、
本当に飲み込みが早い。

“難しい!できない!”

なんて言ってるのは、最初の1〜2時間くらい。
しばらくすると、

“先生!これ、もう作品にして良いですか?”

見事にできている…。
ナラーなんかは、手の使い方もコピーしたかのようにできているし、
形もとても綺麗に仕上がっている。

ただ、僕が帰国した後も、同じ作り方でずっと続けていくかどうかは、
ちょっと不安。

器用なだけに、自分のやり方にすぐ戻してしまう可能性大。

そこで、こんな話をしました。

“このロクロを教えてくれた僕の先生の、そのまた先生がね、
 僕がこっちに来ている間に、亡くなっちゃったんだ。でもね、
 そのロクロをあなたたちがこうやって、ちゃんと受け継いでくれる。
 だから、僕は、とても幸せなんだ。”

みんな、真剣に聞いている。

ふと見ると、それまで自分のやり方を崩さなかったソッキーが、
僕のやり方で作り始めてる…。作り方を変えたので、
今までできていたことができなくなって、苦労している…。

同じように作れれば、やり方は違っても良いと、言ってあったのだけど、
自分も受け継ぎたいと、思ってくれたんだね、きっと。

ナウの家訪問!作りかけの花瓶が…

お昼の時間になったけど、みんなが家に帰っても、
ソッキーは一人でロクロをまわし続けていました。

ナウが、傍らでそれを見ています。

“二人の家はどこなの?”

他の生徒たちの家は、全て訪れたことがあったのですが、
この二人の家は、まだ行ったことが無かったので、
訪問したいと伝えると、

“今、行きますか?”

と、ソッキー。

すごくお腹が減っていたんだけど、
こういうときは即答しないと機を逃すと思い、

“よし、行こう!”

自転車のソッキーにバイクで付いていく。

家は村の小学校の脇を奥へ入っていった突き当りでした。

“私の家は綺麗じゃないの。日本の家はみんな大きくて綺麗でしょ?”

“そんなこと無いよ、小さい家も、綺麗じゃない家も、沢山あるよ。色々だよ。”

家には、お母さんと、弟と、お兄さんたちがいました。

牛が沢山いて、

“6頭?” “あっちにもいるよ。” “ああ、8頭?” “あそこにも。”

全部で11頭くらいの牛を飼っていました。

“みんな痩せてるの。”

どうも、ソッキーは、貧しい自分の家が、少し恥ずかしいようです。

しばらく話をしていたら、

“ナウの家に行くんだけど、先生も行きますか?”

と。近くだと聞いていたので付いていきました。

家に着くと、おばあちゃんとナウが満面の笑みで迎えてくれました。

裏の田んぼに案内してくれるナウ。

裏庭で、苗を育てていました。

ここのところ、雨が降らないので、苗の丈がずいぶんと伸びてしまっていて、
ちょっと、延びすぎなんじゃないかという感じでした。

その向こう側には、延々田んぼが広がっていて、
そこがナウの家の田んぼなのだそうです。

ふと見ると、作りかけの花瓶がありました。

“これは、後で接いで一つにするんだね。”

“そうです。”

“いつ作ったの?”

“今朝、ワークショップに行く前です。”

結構な数です。恐らく3時間か4時間くらいの仕事ではないでしょうか。
ということは、明け方、明るくなると同時くらいに、仕事を始めているということです。

こうやって、ワークショップに来る時間を作っているんだ…。

毎日、ナラーの家の前を通って仕事場に行くのですが、
彼女も、沢山の仕事を淡々とこなしている。

彼女たちの家での仕事を目の当たりにして、
改めて、稼ぎにならない、このプロジェクトに参加する
彼女たちの思いを考えずにはいられませんでした。

チャンテ−ン、ソマライ、ナラー、チェンダー、ナウ、ソッキー、
そして、パゥさん…。

みんなの思い…。

ちゃんと応えなくちゃ…。
posted by: しん。 | 仕事 | 23:31 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
“ドック・チャン”
JUGEMテーマ:海外生活

今日から袋物の練習!おやつ?の果実。渋〜い!! 

ワークショップは、今日から袋物の練習。
今までの作り方と違う作り方に、みんなイライラ。

“違うつくり方だったら、簡単にできるのに!”

“でも、そうやって作ると厚くなっちゃうのよ〜!”

と、ジレンマの中、おぼつかない手つきで、
見よう見真似で作る彼女たち。

“今までの方法でできるなら、無理に作り方を変えなくてもいいよ。
 どうしても覚えたければ、頑張ってみて!”

と言うと、ほとんどの生徒は新しいやり方を
一生懸命、やっている。

そうやって、どんどん、新しい作り方を吸収している彼女たち。

時間がないんだ…という事情をちゃんと理解していてくれるからこそ、
何とか覚えて、次へ進もうとしてくれている…。

イライラしながらも、明るい彼女たち。
笑いが絶えない作業場は、僕としてもとてもリラックスできて
ありがたい…。

午後、チャンテーンが青い果実を持ってきて、

“みんなで苦い果物を食べましょう!”

あ〜、例の渋いやつだ…と思い、身を潜めていると、

“先生もどうぞ!これは前のと違うから美味しいわよ!”

断れず、口に入れる…。

“うっ、渋っ!!”

みんなが僕を見て大笑い!

でも、よく見てみると、みんなも苦虫をつぶしたような顔で食べてる!
中には咳き込みながら食べている人も。

“なんで、そんな顔してるの?渋いんでしょ?”

と聞くと、

“渋いです、ごほっ!”

“そんなに渋いのに、美味しいの?”

“美味しいです!”

“だって、すごい顔して食べてるよ。そんなにしてまで食べなくても良いじゃん!
 俺には全く理解できない!!”

“でも、美味しいんです!”

確かに、渋味を除けば、美味しい味がするのは分かるけど、
この渋さは、絶対そのまま食べるものじゃない!!
渋柿をそのまま美味しいと言って食べる日本人はいないでしょう!!

切り込みを入れて…皮を開いて…こんな模様!

この青い実、“チャン”という名前なのだそうですが、
カンボジアでは昔から使われている、代表的な模様になっているそうな。

写真のように皮に切れ目を入れて、
それを綺麗にむいて行き、ヘタの部分を中心に開くと、
ほれ、この通り!!

この模様には“ドック・チャン”という名前が付いているらしい。

“ドック”は、引くという意味らしいのですが、
この模様の語源については誰も知りませんでした。

でも、何百年も昔から、食べられていた…ということなわけで、
この渋さも、伝統的に大丈夫なわけね…と、感心してしまいました。

今日のワークショップでは、彼女たちからも、一つ教えてもらえました。

こういう風に、教えあうっていうの、いいな…。
お互いの、より深い理解につながるから…。

posted by: しん。 | 仕事 | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
窯出してK我くん帰国
JUGEMテーマ:海外生活
4回目窯出し!村でのお別れ。K我くん、帰国。 

7月8日、4回目の窯出しをしました。

結果は…前回の窯の方が出来が良かった…。

窯出しが始まるも、生徒たちのテンション上がらず…。

一つ二つ、「わー、綺麗!」と声が上がるも、
その後は、淡々と窯出し…。

“どうだった?”

“前回の方が良かった…”

とても正直な彼女たち。

原因は、釉掛け。

前回の窯は、釉の発色は非常に良かったものの、
流れすぎて製品にならなかったものが非常に多く、
そこを懸念して、今回は少し薄めに釉を掛けました。

また、今回は、なるべく多く釉掛けをさせようと、
僕たちが作ったものも、大部分生徒たちに掛けさせたため、
沈みやすい釉などが、より薄く掛かってしまった。

沈みやすい釉は、こまめに撹拌してやらないと、
すぐに、水面に水が浮いてしまって、うまく釉が掛からない。

慣れてくると、釉を掛けた瞬間に、“あっ、水が浮いてる”
と気付くものだが、彼女たちには、まだそれが分からない。

途中、何度も声を掛けたのだが、失敗をしてみないと、
どうしてそうしなければならないのか、また、
どの程度、注意しなければならないのかということが
分からないのです。

失敗の原因を説明したけど、彼女たち、どのくらい理解しただろうか…。

次回の焼成は、作り〜釉掛け〜焼成まで、
できる限り彼女たちだけでやらせることに…。

やはり、一度、全ての工程を自分たちだけでやらせて、
自分たちに、今、何が必要なのかを自覚させる必要があります。

僕も、極力助言はしないつもり…。

そんな窯出しを終え、その日のうちに、
この2ヶ月間、本当に良く頑張ってくれたK我くんが、
村を離れました。

名残惜しそうにみんなとお別れをするK我くん。

彼が着任した5月は、本当に異常な暑さでした。
連日40度を超える猛暑。
仕事をする上では、最悪の時期だったと思います。

僕もK我くんも体調を崩し、ひどい思いをしました。

それでも、やるべきことをやり残すことなくやり遂げて、
やっと、昨日、帰国の途に着きました。

本当にお疲れ様でした。
K我くんにも、何か得るものがあってくれれば…と、
思います。


そうそう。長石ではないかと期待した白い石は、
長石ではありませんでした。

単味で融けず、灰を少し混ぜても融けず、
恐らく珪石のような、シリカの非常に多い鉱物でした。

残念…。

さて、明日はまたワークショップの日です。
posted by: しん。 | 仕事 | 22:37 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
チャンテーンお手柄!!
JUGEMテーマ:海外生活
一列に並んで…ほぼ長石?! 

また月曜日。

今日は素焼の窯出しをして、釉掛けのワークショップをしたのですが、
釉掛けをする前の、器にかかった灰やバリ取りなどの、
いわゆる“掃除”をしているところが、上の写真。

一列に並んで、みんなでぺちゃくちゃ!

なんだか、日本の産地の窯元で、
パートのおばちゃんたちが作業している風景とかぶって、
ちょっとおかしくなりました。

彼女たちが掃除をしている間に、
僕たちは釉掛けがスムーズにできるよう、
作業場のセッティングをしていたのですが、
生徒の一人のチャンテーンが近寄ってきて、

“先生…”

といって差し出してくれたのが、下の写真の石!

“うわっ!”

思わず声を上げてしまいました。

だって、これ、どう見ても長石!!
しかもかなり上質な!!(根拠はありません…勘です…)

“どこにあったの?沢山あるの?そこ、遠いの?…”

矢継ぎ早に質問攻めにする僕に、ちょっと引き気味のチャンテーン。

“先生が石見つけたら持ってきてって言ってたから…”

えらい!でかした!!

“お父さんが拾ってきてくれたんです。まだ沢山あるそうです。
 でも、とても遠いんです。牛車で1泊しないといけないところ。
 森の中で、車も入れないし、今は雨季でバイクも入れません”

という。

“でも、そこはコンポン・チュナン州内なの?”

“そうです。”

でかしたでかした!!

“行く!俺行くよ!お父さん今度いつ行くの?牛車でも行く!!”

“でも、一人でいくと危ないので、いつも5つくらいの牛車を連ねて行くんです。
 それで、行くと5日ほど仕事をして帰ってくるので1週間くらいかかります。”

困ったような表情で話をする彼女…。

“でも、行きたい!”

“お父さんだけ先に帰ってくれば、良いかなぁ…”

仕事の邪魔になってはいけないけれど、
ぜひとも行って確かめたい…。

お父さんに、その石の採掘を手伝ってもらって、
運び賃と採掘代を払って、行ってもらえないだろうか…
などと、思いをめぐらす…。

そうだ、スルオイにも聞いてみよう!
スルオイはお向かいのお兄ちゃん。

遠いところまで、いつも牛車で薪を採りに行っていると言っていたので、
もしかしたら知っているかもしれない…。

今朝、仕事場に来たスルオイに聞いてみると、

“これと同じ石あるところを知っているよ。川の中で綺麗に光ってるんだ。”

サールも話に加わる。

“バッタンバンへ行く道だよ。遠〜いところ。”

“プルサットの近く?”

“そう、そう!”

なんだ、あるじゃん!
聞く人に聞けば、色々出てくるじゃん!!

やはり、長期で滞在していると、ちょこっと滞在するだけでは得られない情報が、
色々と入ってくる。

今、僕たちが手に入れている原料に、
良質な長石が安定的な量で確保できれば、
一応、釉薬の主原料は一通り揃うことになる。

そうすれば、溶融温度の調整をしながら、
色調や透明度などに幅をもたせることができる。

そういう意味で、長石があるのとないのとでは、
釉薬の扱いが格段に違ってくる。

今は安定的に調達できる長石を入手していないので、
土に置き換えて釉薬を作っている。

それはそれで、面白い釉薬もできているが、
火前と裏棚の温度差に合った釉薬を
美しくとるだけの溶融温度に幅がなく、
火前にあわせれば裏棚が生焼け、
裏棚にあわせれば火前が融けすぎて流れてしまう…。

焼成技術でカバーして、前回の窯では、そこそこ全体的に
良い焼け具合に持って行けたが、
それでも、もう少し溶融温度の差が欲しい。

そうすれば、もっと楽に窯全体から良い色調の作品が取れるから。

この長石が、良質のものであれば、本当に宝のようなもの。

しかも、コンポン・チュナン州内から産出されるのだから、
近隣の原料を使って作る…という、僕らのコンセプトから
外れることもない!!

でかした!チャンテーン!!

早速砕き始めて、今日には少量の粉末ができそう。
テスト焼成がものすごく楽しみ!!

さて、仕事場に戻って、乳鉢すりすりしよう!

今日のすりすりは、めちゃくちゃ楽しい!!

サバーイ・チャット!!
posted by: しん。 | 仕事 | 14:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
1日でたったこれだけ…。
JUGEMテーマ:海外生活
石〜!砕いて〜!こんだけ〜? 

昨日に引き続き、今日もワークショップの日だったんだけど、
今日は、午前1人、午後1人の計2人。

のんびーりとしたワークショップになったので、

“今だ!”

とばかりに、滞っていた仕事に手を付ける。

この石、先日のテスト焼成で、単独で真っ黒な素晴らしい発色をした石。

少し量を増やして、実際に器にかけた焼成実験をしようと思っているのですが、
時間が取れず、手を付けていなかったんです。

さてと、K我君と二人で、まずは朝から石砕き。

写真上の石を細かく砕く作業…。
が、堅いなんてもんじゃありません!

むやみにハンマーでひっぱたいても火花が散ったり、
角が小さく欠ける程度…。

もう、これくらいでやめとこう…と、
石臼で挽けるよう、さらに細かくする作業に移行。

午前終了…。

午後、気を取り直して、石臼粉砕に移るが、
砕き方が大きすぎて、粉に挽けない。

石臼係と、さらに細かくする係りに分かれて作業。

何とか石臼で全てを挽けるようにして、
乳鉢で擂り始める…。

スリスリスリスリ…。

えっ?もう5時???

今日一日、大の男が二人掛かりで作った釉薬が、
一番下の皿に入った分だけ…。

ん〜。貴重すぎる…。
posted by: しん。 | 仕事 | 22:19 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
新しい課題!
JUGEMテーマ:海外生活
慣れない手つきで…。どう? 

今日はワークショップの日。

今日から、新しい課題“湯のみ”に挑戦です。

今までと違うのは、ひたすら上に向かって土を動かして行くということ。

コテも、細長い棒状のコテに変わりました。

コテの使い方を説明。

“皿のときと同じだよ。真ん中から、ね、土を上に持っていくんだよ。”

珍しく、パゥさんがいの一番にロクロに陣取る。

聞くと、

“10年ぶりだわ、前にやったのよ、これ。”

なるほど、久しぶりのコテを使った湯のみ作りに燃えたわけね。

“10年前はもっとうまくひけたのよ!”

久々の作りに、ちょっと満足が行かない様子…。
でも、いくつか作るうちに、できてくる。
体が思い出したのね…。

“ほら、ね、できてる?こうやって作るのよ。”

他の生徒に見せるパゥさん。(写真下)

ソマライは…。(写真上)
ぎこちない手つき…。

“先生!うまくいきません!”

“大丈夫、練習なんだから問題ないよ。今日始めたばかりじゃない!”

ソマライの素焼の窯出しをしていたお母さんが、窯の方から、

“大丈夫!ゆっくりやりなさい!あんまり急ぐとお腹減るわよ!”

お皿で四苦八苦していたナンは、

“先生、できました!”

“おー、できてるじゃん。お皿は苦労したけど、湯飲みは上手だな!”

“気分イイ!!”

チャンテーンも、チェンダーも、一つ作っては、

“先生!” “はいはい。” “できてる?” “はいはい、できてるよ。”

を何度も何度も繰り返す。

午前中来ていたメンバーは、午後から自分のコテ作り。
最初から、

“先生、コテの長さに木を切ってください!”

“はいはい。”

ちょっとうまく削れなかったりすると、

“先生、できません!”

“はいはい。”

少し削りやすいところまで荒削りしてやると、他の生徒が、

“先生、できません!”

“はいはい。”

しばらくすると、またさっきの生徒が

“できませーん!”

こらー!いい加減にしろー!小学生じゃないんだから!!!
と、言いたいのを堪えつつ(実は言葉が出てこないだけ・・・)、

みんな色々で、子供じみてるやら、可愛いやらで笑っちゃう!!

今日は、全部で6人出席。

はぁ…疲れた…。
posted by: しん。 | 仕事 | 01:56 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
お皿のおさらい!
JUGEMテーマ:海外生活
鉢。削りもして。みんな真剣。 

またまた月曜日。
なんだか一日置きに月曜日がやってくるような気がする…。

今日のワークショップは、お皿も大分できてきたので、
ちょっと深めの鉢にして、練習ではなく、
実際に窯に入れる作品を作ってもらおうというもの。

仕上げることを意識したなかで、
どこまで習ったことをちゃんとモノに反映できるかを見るのが狙い。

最初に僕が、見本をひいてみせる。

“コテは真ん中からだよ、ここの土を縁まで持っていく感じだよ、
 最後に縁のところを玉づくりにしてみようか…”

みんな、それぞれのロクロへ散る。

着々とこなす人、なかなかうまくいかない人、
作ってはいるんだけど、仕上げることに気をとられて、
習ったことがちゃんとできていない人…。

それぞれに、一言二言声を掛ける…。

こういうときは、あまり色々言うと、かえって迷いが出てきてうまくいかないもの。

どうしても形にならずにやきもきしているナンに、

“さ、深呼吸しようか!”

しばらくして、

“ご飯食べて、一休みして、午後からやり直します!!”

あー、もう11時だもんね。こんな感じで午前中は終了。

午後からナンは、本当に気持ちがうまく乗ってて、
いくつも鉢を完成させていく…。

気分って、あるんだよね。
僕も結構これに大きく左右されるので、よく分かる。

みんなも削れるものは削って仕上げていく。
明日に残したものは、今日はちゃんとビニールで囲って帰った。

先週はそのまま帰ったので、わざと放置しておいた。
何人かはその後、家で削ると言って取りに来たが、
何人かのモノは、削られることなく乾燥…。

何か気づいてくれたかな。

チャンテーンは、相変わらず自主制作をして、
今日は小さな土鍋型ふたものを持ってきた。
綺麗な意匠が施されている。

僕が黙ってロクロに座ると、さっと横に来て、
何をするのか、目を皿のように(もともと皿のようなのにさらに!)して、
食い入るように見ている。

他の生徒たちも、最近は、何も言わなくても、
僕がやることを理解するようになってきてくれている。

今日も、午後、僕がロクロに粘土を据えると、

“あ、遅れてきたソッキーのためにひいて見せるんだな…”

と、ちゃんと察して見に来てくれる。

嬉しい。

今日は、午前・午後合わせて、出席6名。
でも、忙しいなか、時間を割いてきているのが分かる。

だって、午後から来たソッキーなんか、顔に泥いっぱいつけて
来てたりするから…。

よしよし、みんな、頑張ろうね!
明日は、平たい皿、ひかせたろ!!
posted by: しん。 | 仕事 | 21:18 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |