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ワークショップ人間模様
JUGEMテーマ:海外生活
真面目な二人。器用にこなすナウ。沢山のつる首が! 

昨日もワークショップ。
夜、ブログをアップしようと思ったら、どうしても画像をアップできなくて、
かなり粘ったのですが、あきらめて、今日になってしまいました。

上の写真のソマライとチャンテ−ン。
二人はとても真面目な生徒。

一生懸命課題に取り組むし、授業以外の時間でも、
何かしら、ワークショップのために努力を続けています。

ただ、他の生徒に比べて、身に付くのがちょっと遅い…。

昨日も、つる首の花瓶に挑戦していたのですが、
他の生徒がどんどんできるようになって、
実際に焼く作品を作り始めている中、
二人は、なかなか合格ラインのものが作れません。

珍しく、チャンテ−ンがイライラしていて、
ロクロを挽いている時に、後ろに腰掛けた他の生徒に

“触らないで!”

みんなができることが、自分だけできないのが、とても悔しいのです。

普段なら、ロクロに置いた粘土がなくなると、
次の人にロクロを譲るのですが、
今日は、二人とも譲りません。

自分に納得がいかなくて、ロクロを離れられないのです。

作っては潰し、作っては潰しの繰り返し。
こういうの、ほんとにイライラするんですよね。

タイミングを見計らって、ちょっとアドバイス。

“ほら、できた!大丈夫、できるできる!!”

少しホッとした様子でしたが、しばらくすると、またイライラ…。

“昨日始めたばかりなんだから。大丈夫、できるようになるって…”

と、声を掛けるも、

“できません!”

ん〜。かなり頭に血が上っちゃったな、これは。

“覚えるのに時間が掛かる人は、身に付いたら忘れないんだから!
 すぐに覚える人は、忘れるのも早いよ!俺なんか何年も掛けて覚えたんだよ!”

僕の言っている意味は理解してくれたようですが、
気持ちの方が納得しない…。

今日は、最後までふくれっ面でかえって行きました。

頑張り屋だからこそ、悔しさも人一倍なんですよね。

ナラーやチェンダー、ナウの三人は、
本当に飲み込みが早い。

“難しい!できない!”

なんて言ってるのは、最初の1〜2時間くらい。
しばらくすると、

“先生!これ、もう作品にして良いですか?”

見事にできている…。
ナラーなんかは、手の使い方もコピーしたかのようにできているし、
形もとても綺麗に仕上がっている。

ただ、僕が帰国した後も、同じ作り方でずっと続けていくかどうかは、
ちょっと不安。

器用なだけに、自分のやり方にすぐ戻してしまう可能性大。

そこで、こんな話をしました。

“このロクロを教えてくれた僕の先生の、そのまた先生がね、
 僕がこっちに来ている間に、亡くなっちゃったんだ。でもね、
 そのロクロをあなたたちがこうやって、ちゃんと受け継いでくれる。
 だから、僕は、とても幸せなんだ。”

みんな、真剣に聞いている。

ふと見ると、それまで自分のやり方を崩さなかったソッキーが、
僕のやり方で作り始めてる…。作り方を変えたので、
今までできていたことができなくなって、苦労している…。

同じように作れれば、やり方は違っても良いと、言ってあったのだけど、
自分も受け継ぎたいと、思ってくれたんだね、きっと。

ナウの家訪問!作りかけの花瓶が…

お昼の時間になったけど、みんなが家に帰っても、
ソッキーは一人でロクロをまわし続けていました。

ナウが、傍らでそれを見ています。

“二人の家はどこなの?”

他の生徒たちの家は、全て訪れたことがあったのですが、
この二人の家は、まだ行ったことが無かったので、
訪問したいと伝えると、

“今、行きますか?”

と、ソッキー。

すごくお腹が減っていたんだけど、
こういうときは即答しないと機を逃すと思い、

“よし、行こう!”

自転車のソッキーにバイクで付いていく。

家は村の小学校の脇を奥へ入っていった突き当りでした。

“私の家は綺麗じゃないの。日本の家はみんな大きくて綺麗でしょ?”

“そんなこと無いよ、小さい家も、綺麗じゃない家も、沢山あるよ。色々だよ。”

家には、お母さんと、弟と、お兄さんたちがいました。

牛が沢山いて、

“6頭?” “あっちにもいるよ。” “ああ、8頭?” “あそこにも。”

全部で11頭くらいの牛を飼っていました。

“みんな痩せてるの。”

どうも、ソッキーは、貧しい自分の家が、少し恥ずかしいようです。

しばらく話をしていたら、

“ナウの家に行くんだけど、先生も行きますか?”

と。近くだと聞いていたので付いていきました。

家に着くと、おばあちゃんとナウが満面の笑みで迎えてくれました。

裏の田んぼに案内してくれるナウ。

裏庭で、苗を育てていました。

ここのところ、雨が降らないので、苗の丈がずいぶんと伸びてしまっていて、
ちょっと、延びすぎなんじゃないかという感じでした。

その向こう側には、延々田んぼが広がっていて、
そこがナウの家の田んぼなのだそうです。

ふと見ると、作りかけの花瓶がありました。

“これは、後で接いで一つにするんだね。”

“そうです。”

“いつ作ったの?”

“今朝、ワークショップに行く前です。”

結構な数です。恐らく3時間か4時間くらいの仕事ではないでしょうか。
ということは、明け方、明るくなると同時くらいに、仕事を始めているということです。

こうやって、ワークショップに来る時間を作っているんだ…。

毎日、ナラーの家の前を通って仕事場に行くのですが、
彼女も、沢山の仕事を淡々とこなしている。

彼女たちの家での仕事を目の当たりにして、
改めて、稼ぎにならない、このプロジェクトに参加する
彼女たちの思いを考えずにはいられませんでした。

チャンテ−ン、ソマライ、ナラー、チェンダー、ナウ、ソッキー、
そして、パゥさん…。

みんなの思い…。

ちゃんと応えなくちゃ…。
posted by: しん。 | 仕事 | 23:31 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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先日お会いしたちえです!ブログ拝見しました。あんなふうに書いていただいてありがとうございます〜☆

すごく温かい文章でついどんどん遡って読んでしまいました。

下から2番目の写真、まぶしいくらいの笑顔ですね!!
| ちえ | 2010/07/22 10:06 PM |
ちえちゃん!
コメントありがとう!!あの村はね、本当に良い村なの。
あそこにいると、自分の胸の奥が、自然に暖か〜くなってくる。
帰国しても、こんな気持ちのまま過ごして行きたいです。
益子もとても良いところなので、遊びに来てね!!
| しん。 | 2010/07/22 10:49 PM |









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