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プノン・クラン・ダイミス
JUGEMテーマ:海外生活
プノン・クラン・ダイミス井戸端から見ると… 

“プノン・クラン・ダイミス”

プノンは、山。
クランは、金。
ダイミスは、地層。

この半年間、ほとんど毎日この山を
一日二回ずつ見ながら、村へと通っています。

朝は、透き通った空気の中に佇み、
昼は、ギラギラした太陽を照り返し、
夕方には、時に夕映えを背負い黒々と、
夜には、頂上に鉄塔の赤いランプを光らせて、
その、それぞれが千変万化の表情を見せてくれます。

この“金の地層”と呼ばれる山は、
文字通り、数百年の昔から、
この村に土鍋を作るために必要な土を提供し続けています。

村と密接な関係にあるこの山は、
きっと、村人にとって無くてはならない存在だと思います。

僕にとっても、この“プノン・クラン・ダイミス”は、
日に日に大きな存在になってきています。

シェム・リアップやプノンペンからの帰路は、
コンポン・チュナンに近づくにつれ、必ずこの山を探します。

そして、その姿が視界に入ったとたん、
体を縛り付けていた緊張から、一気に解き放たれ、
安堵するのです。

毎日の村通いでも、この山と空とを眺め渡し、
気分を良くしたり、緊張したり、ホッとしたりしているのです。

こんなにもこの山を意識するのは、
多分、僕がよそから来た人間だからでしょう。

地元の人は、そこまで意識して、この山を見てはいないと思います。

でも、もし、この山が突然なくなってしまったら(そんなことはありえないのですが…)、
村の人々は、僕には想像できないくらい不安になり、不快感を覚えるでしょう。

この村にとっての“プノン・クラン・ダイミス”は、
果たしてどんな存在なのだろう…。

そんな思いで、この山を見るようになっている自分を
はっきりと自覚してから、2週間くらい経ちます。

今朝、バイクを走らせながら、

“もしや…”

と思って、急いで村まで行って確かめてみると、
今まで気がつかなかったことに、気付いてしまいました。

僕たちの建てた仕事場が、井戸端からの“プノン・クラン・ダイミス”の眺望を
遮ってしまっているのです。

僕が、このことにハッとした…。

誰かが、この変化に気がついて、
とても残念に思ったかも知れない…。

もしかすると、この井戸を使う人たちの多くが、
ちょっとだけ、残念な思いをしたかも知れない…。

あるいは、みんなが嫌な思いを下かも知れない…。

そう思うと、なんだか少し切なくなってしまいました。

誰も、何も思わなかったかも知れない…。

という思いも、むくむくと頭をもたげて来ましたが、
すぐに僕の心の中で打ち消されました。

それは無い。

理由はありません。
ただ、半年という月日をここで過ごしてきて、
そう、確信できるのです。

僕たちのプロジェクトは、これと同じ過ちを犯していないだろうか…。
あと、残された三ヶ月を神経を研ぎ澄まして、過ごしたいと思っています。

“プノン・クラン・ダイミス”が、
僕に教えてくれたことだから…。
posted by: しん。 | 村の生活 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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