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ナラーさん家の田植え
 仕事場に向かう途中に、ナラーさんの家があります。
ナラーさんは、ワークショップに参加している一人です。
彼女は、4月に結婚して、旦那さんと2人暮らしです。
最近は、旦那さんも、ワークショップに参加して、力仕事をどんどんしてくれます。

朝、彼女の家の前を通ると、田植えをしていました。
オッ、これは見せてもらおうと、バイクを止めて写真を撮らせてもらいました。



写真を撮っていると、どうしても手伝いたくなってしまいました。
邪魔になるのは、分っていても、なかなかできない経験です。
わがままを言って、少しだけ田植えをさせてもらいました。

裸足になって、田んぼに入ると、泥がくすぐったくて、気持ちがいい。
ジッと、彼女たちのやり方を観察してから、やり始めました。
なかなか上手くいかない。
自分でやってみて、あらためて彼女たちの、上手さと、速さに感動します。
スクッ、スクッ、スクッ、ときれいな音を立てながら、的確な本数をつかんで植えていきます。
私は、ビチャッ、ギュウ、チョ、ビチャッ、とやっている本人が悲しくなってきます。

それでもナラーさんは、上手、ありがとう、と言ってくれます。

とても幸せな、朝の30分でした。

キタムラ

posted by: しん。 | 村の生活 | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
田おこし&植田
JUGEMテーマ:海外生活
耕作。掘り返される土。田植えを終えた田んぼ。 

オンドーン・ルッセイ村では、まだ田植えが始まっておらず、
ようやく苗代作りと田おこしが始まったところです。

田おこしは、牛を使って行います。
牛二頭立てで、鍬の先に少し角度がついたようなものを曳かせ、
田んぼを耕して行きます。

本当に牛はよく言う事を聞き、綺麗に田んぼは耕されて行きます。


隣の村では、もう、田植えが始まっています。
一つ一つ手で植えられた苗が、一面を緑色に輝かせ、
生き生きとした大地が現れました。

生徒たちの田植えを手伝うって言ってたのに、
どうやら、田植えが始まる前に帰国となりそうです…。

どうか凶作になりませんように…。
posted by: しん。 | 村の生活 | 02:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
椰子砂糖、出荷!!
JUGEMテーマ:海外生活
椰子砂糖梱包!椰子砂糖梱包2!どんだけあるの?? 

今のうちだぁ!書くぞ〜!!

先週の出来事。

お向かいのスルオイ君の家がなにやら賑やか…。

仕事の手が離せなかったので、昼休みにのぞきに行ってみると、
椰子砂糖の出荷作業の真っ最中でした!

もう、既に大量の椰子砂糖が袋詰めされていましたが、
その様子を見ることができました!

なんといっても、一年に一度しかないチャンスですから、
これは、大変幸運なんです!!

大きなピアン(コンクリート製の甕)から手づかみで、
椰子砂糖を袋に移してゆきます。

袋は、土嚢袋の大きいやつを4本の棒の立った
袋詰め用の道具に縛りつけ、
その中に、大きなビニール袋を入れた、
二重構造になっています。

いっぱいになると、4本棒の台から外します。

すると、今まで押さえつけられていた袋が、
一気に緩むので、また、上の方に余裕ができます。

そこへ、また、椰子砂糖を詰め込んで行き、
最後は紐でギュウギュウに縛って出来上がり!!

それにしても、相当な重労働です。

こんなに大きなピアン3つ分の椰子砂糖を、
全て手で掻きだしての袋詰め…。

しかも女性が…。

最後の方では、続けていられずに、少し詰めては休み、
また少し詰めては休み…という具合…。

でも、たいしたもんです!

夕方には全て詰め終わって、帰って行きました。

運ぶのは2、3日後とのこと。

スルオイ君が自分でプノンペンまで運ぶと言っていましたが、
そういえば、いつ、どう運んだのか、まだ聞いてませんでした…。

ちなみに、こんな砂糖を甕に入れっぱなしで、
蟻の大群に襲われないかと、いつも気になっていたのですが、
スルオイ君のお父さんによると、

“蟻は椰子砂糖は持っていかないよ”

だそうです。

確かに、ピアンの中には1匹の蟻もいませんでした。

あの、キャラメル状に煮詰めた少し焦げたような匂いが、
蟻は嫌いなんでしょうかね…。

とにかく、こうやって、出荷されて行くということが解って、
とっても得した気分でした!!
posted by: しん。 | 村の生活 | 02:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
野焼きの日でした。
JUGEMテーマ:海外生活
野焼きしてました。まだ熱い…。手伝う兄妹。 

今日は、お天気が良かったせいか、
村のあちこちで野焼きをしているのを見かけました。

きっと、朝の空を見て、雲だとかなんだとか、
そんな様子で、今日焼くかどうするのかを
決めているのだと思います。

雨季に入ってもあまり雨が降らないので、
お向かいさん家も、まだまだ、土鍋を作っています。

とは言え、やはり、乾季と違って、全く降らないわけではないので、
作った土鍋は、高床の上…つまり居住スペースに持ち込んで、
乾燥させています。

朝から、床を準備して、その横で最後の天日干しをして、
お昼過ぎに焼いて、夕方取り出す…という作業は、
乾季と全く変わりません。

今日も、夕方、お向かいさん家の兄妹が、
焼きあがった土鍋を取り出していて、
傾いた陽の当たった土鍋が、あんまり綺麗だったので、
カメラを持って、見に行きました。

うまく焼けたかな…。

見ているうちに、

“一緒にやってみようかな…”

見たいな思いがムクムクと沸き上がってきて、
残り半分くらいの取り出し作業を手伝いました。

下に敷いていた竹のような枝の床は、
燃え尽きていて、つまり、その上に並べてあった土鍋は、
積んだときの状況ではなく、無くなった床のために、
微妙なバランスで、支えあうように詰まれています。

一つ取ろうとすると、あちこちで、ズズッと音がして、
ちょっと緊張します。

それと、思った以上に、かぶせて焼いた藁の灰が飛び散ります。

僕の背丈だと、まだ良いのですが、
小さな子供だと、灰をたくさん吸い込んでしまったり、
それを避けるために、息を止めていたり、
きっと苦しい作業だと思います。

夕方であるのに、スルオイ君も、汗だくになって作業をしていました。


どうやら、キズもあまり出ておらず、
焼きとしては、まずまずだったのでは…。


この村の、この村たる由縁は、この土鍋作りです。
それは間違いありません。

それをどういう形で未来に残して行けるのか…。

その全てではないにせよ、
部分的にはそこに触れている今の自分の立場を考えると、
重圧を感じるとともに、喜びも感じています。

この村に、何を残せるのか…。
そして、何を新しく築きあげることができるのか…。

そろそろイメージだけでも、
しっかりとつかまなくてはなりません…。
posted by: しん。 | 村の生活 | 22:26 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
早速村を探索!
JUGEMテーマ:海外生活

苗床。芽を出した苗。まだ田んぼはこんな感じ。 

やっぱり、村を歩かなきゃいかん!と思い直し、
早速、昨日、お客さんを案内しながら、
ちょっと気にはなったんだけどスルーした場所を
何箇所か見に行ってみました。

その一つがここ。

学校の裏手にある田んぼですが、
一区画、仕切られている場所がありました。

近寄ってみると、やはり!
“苗床”をつくっていました!

いよいよ、田植えの準備が始まったということですね。

とはいえ、ご覧の通り、まだ、田起こしされている場所はまばら。

もう一雨、欲しいところです。


次はこちら、
村にできた新しい窯。

2ヶ月ほど前、日干し煉瓦を沢山作っていた場所に、
立派な窯ができていました。

作っていたのは、トゥーンという男性。
以前訪れたときに、アメリカ人に頼まれて作ったと言っていました。

煉瓦は国内の土を使っているとのこと。
ちょうど、今日が初窯の火入れだったようです。

3ヶ月かけて作ったそうで、

“太ってお腹が出ていたのが、こんなに痩せちゃったよ!”

と言いながら、窯のことをあれこれ説明してくれました。

“煉瓦は全く問題ないよ。カンボジアにも煉瓦用の良い土があるんだ!
 今回は、3日かけてゆっくり焼くよ。初窯だからね。”

使った煉瓦は3000丁だとか。
市販の耐火煉瓦の3倍くらいの大きさがあるので、

“普通の煉瓦で作ったら5000丁以上使うんじゃない?”

と、彼も言っていました。
恐らく、もっと使うと思われます。

勾配はかなり緩やかで、その分、断面積の大きな煙突が、
高めにつけてありました。
ダンパーも付いていました。

棚板なんかはどうしているのか聞いてみると、
サヤのようなものを作って、穴を開けて火の通りを良くして、
それを積み上げて窯詰めするのだと…。

“棚板のほうが、沢山品物を入れられるでしょ?”

と尋ねると、

“棚板はとても高価で買えないよ。数を沢山焼くためにこんな多きな窯にしたんだ。
 窯が大きければ、サヤを使っても、沢山のものを焼けるからね…”

と。そうだよね。物が無くても、工夫次第で解決できることは、
きっと沢山あるね。日本の昔の窯でも、こんなして、あんなして…
みたいな話をして盛り上がって、また色々考える材料をもらいました。

“今度、皿とかコップの作り方教えてよ!”

と、彼。冗談かと思って、

“ホントにぃ〜”

と聞き返すと、まんざらいい加減な感じでもないので、
日曜以外は仕事場にいるから…と言って、帰ってきました。

んー。3日後にまた見に行ってみよう…。


お次はこの方。

バッテリー充電業
発電機

学校を覗いていたら、声をかけてきた。

ああ、一度ピアン(コンクリート製の大甕)を買った時に、
運んできてくれたお兄ちゃん。

道ですれ違うたびに、挨拶を交わしていたので、顔見知り。

これ、バッテリー充電業。

村には電気が来ていないので、みんな、このバッテリーを使って、
夜の明かりやテレビの電源にしている。

お兄ちゃんが言うには、

“電線が来ても、電気代が高くて、村では誰も使えないよ。”

なるほど。

“1日いくつくらい充電するの?”

“50とか60とか。でも、日によって違うから30とかの日もあるし…
 一つの家で、一回充電すると、5日くらい使えるんだ。”

そう言って、バッテリーのマウント部分を、綺麗に磨いていました。
一番下は発電機ね。


と、まぁ、午前中、1時間ほどフラフラしただけで、
こんなに沢山の情報が集まりました。

やはり、たまには歩いてみるもんです。
毎日…というわけには行かないけど…。

ちなみに、今日の情報収集は全てクメール語!!

あきらめずに聞き取れるまで頑張って話をすると、
相手も、何とか伝えようと、一生懸命に話してくれるんです。

言葉の方も、ちょっと自信が付きました!!
学習意欲、復活〜!!

もうちょっと、話せるようになりたい!
あとひと月半、頑張る!

posted by: しん。 | 村の生活 | 20:30 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
改めて見る村
JUGEMテーマ:海外生活
はちきれそうな笑顔!貯水池の近くで山寺の近くから 

今日は、村を訪問してくれた、プノンペン在住のN戸さんと、
その大学時代の友人という、S口さんを案内しながら、
村近隣を散策しました。

見慣れたはずの村なのですが、久しぶりに仕事場を離れてみると、
色々なことが変わっていたり、始めてみるような光景に出会ったり、
沢山の新発見がありました。

中でも、小学校の休み時間や、授業の様子を見ることができたのが、
今日、一番の大収穫でした。


“小学校を見てみたい!”

二人に言われて尋ねてみると、
ちょうど、休み時間のようでした。

子供たちは校庭で、思い思いに遊んでいます。

その遊びの多彩なこと!!

輪になって、ゲームのようなことをしている集団を観察。
どんどん、違うゲームに展開して行く。

他にも、列になって引っ張り合ったり、
二手に分かれて葉っぱを取り合ったりと、
一体、何種類の遊びを見せてもらっただろう…。
(カメラを忘れて取りにいくも、授業が始まり休み時間終了…)

授業が始まってしまったので、これまでか…
と、思いきや校門のところにいたおばちゃんが、
“入れ、入れ”と、身振りする。

“入って良いみたいですよぉ!”

と、S口さん!どんどん入っていって、写真を撮りまくる!

普段、一人ではとても入って行けない僕にとっては、チャンス到来!!

続けとばかりに、バシャバシャ撮ってきました。


学校で遊んでいる子供たちを見たり、カメラ越しに授業を見ながら、
思ったことがあります。

集団のなかには、近所に住む子供たちが何人かいました。

そのうちの一人は、斜向かいの家の長女で、
家にいるときはほとんど、1歳になる弟の子守をしています。

とても泣き虫な弟は、すぐに抱っこをせがみます。
彼女はいつも、弟を小脇に抱えているか、自転車に乗せて連れているので、
妹や友達が楽しそうに遊んでいても、
中に入って、思い切り遊ぶことができません。

たいていは、傍らでおとなしく見ていることが多い。

でも、学校で遊んでいる彼女は、思い切り走り回り、笑い、
授業中でも、はちきれそうな笑顔を見せていました。

もしかすると、彼女にとって学校は、
唯一、開放される時間なのかもしれません。

他の子供たちも、家に帰れば遊んでばかりいるわけには行きません。

家によって事情は違いますが、兄弟の面倒をみたり、
家業を手伝うのは、当たり前のことです。

そういう子供たちにとって、学校は、たった一つの、
子供たちだけのための時間であり、空間であるのかもしれません。

1ヶ月ほど前、父親が足を切断しなければならなくなった少女が
学校にいました。

彼女は根が明るいので、恐らく家に帰っても、元気に振舞っていると思います。
でも、学校にいるときは、辛いことや悲しいことを忘れて
心から笑っていられるのでは無いでしょうか。


ずいぶん前に、

“学校は好き?”

と、子供たちに質問したことがあります。

“好き!”

と、帰ってきた答えに

“そうだよな、友達も沢山いるし、楽しいよな!”

と、あまり深く考えずに思っていました。

でも、今日、学校へ行って、子供たちの様子を見ていたら、
その“好き”という答えの、もう一つの意味を
心から理解できたように思います。


仕事の時間は仕事をする。
当たり前のように自分を仕事場に縛り付けてきましたが、
仕事の時間でなければ見れない、村の顔もある。
同じもの、場所でも、何度も見なければ分からないこともある。

そしてそれが、このプロジェクトにとって、どれだけ大切なものか…。

そんなことに気付かせてくれた2人に感謝。


7ヶ月過ごしてきた僕だからこそ、
他の人が気付かなかったり、感じられないことを
見つけることができるかもしれない。

残された少ない時間を有効に使って、
もっと、もっと、まだ知らぬ村のことを知らなければ。

もう、帰国まで、一月半…。

輪になって!捕まえて!

昨日、あまりに悔しかったので、今日(7/15)、リベンジしてきた写真を
追加でアップしました!!

見よ!この楽しそうな子供たちを!!
posted by: しん。 | 村の生活 | 01:16 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
まとまった雨!
JUGEMテーマ:海外生活
濡れっぱなし! 

今日は夕方から、久々にまとまった雨が降りました。

時間が経つにつれ、どんどん激しい雨に。

水が窯場に流れ込んでくるのを
サール君やそこにいた人々の助けをかりて、
外に出しました。

なるほど、こうやって窯が浸水して行くわけね…。

本気で激しい降りがおさまって、浸水も止まりました。

6時頃、一度小康状態に。

でも、また、夜になって降り始めました。

これでやっと、田植えが始まるかな…。

田植えが始まると、生徒たちもなかなか来れなくなる…。

ただ、早めに田植えが始まらないと、
8月の窯を生徒たちに焼かせることができなくなる…。

とにかく、降って!!
しばらくは、田んぼに水を溜めて頂戴!!

久々のまとまった雨。

“喜雨”という季語を感じた雨でした。


それにしても、この洗濯物。

だーれも気にすることなく、どしゃ降りの雨に洗われていました…。

いつものことなんだけどね。
posted by: しん。 | 村の生活 | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
バナナ園?
JUGEMテーマ:海外生活
バナナの木到着!苗木といえど、大きなもの!柵の向こうにバナナ園? 

今日はワークショップの日。
出席6名。まずまずですか。

相変わらず、笑いの絶えない和やかムード。

ほんとに、この人達の明るさには助けられます。

今日も、先週に引き続き、湯のみの練習をしていたのですが、
夕方、そろそろ終わろうかという頃になって、

ドッドッドッドと、トラクターがなにやら運んできた様子。

見ていると、こちらの敷地に入ってくる…。

なんだ?と思って覗き込むと、どうやらバナナの木。

トラクターの到着後、ヌーさん汗だくで帰宅。

どうやら、ヌーさんが、どこかでもらってきたようです。

手際よく、降ろしていくバナナの木の先をみると、
なんと、柵ができている!!

ん〜?と、覗き込むと、いつの間にか、
もう、いくつかのバナナの木が植えてある!!

“なるほど!それでか!!”

なんだか、ヌーさん、家の周りをどんどん柵で囲みだして、
なんで、急にそんなこと始めたんだろう…。
よっぽど牛が入ってくるのが嫌なのか…。

とか思っていたら、家の裏に、バナナ園を作っちゃう計画だったのね!

で、葉っぱを牛に食べられないように、
まぁ、一生懸命になって、柵を作ってたわけだ…。

今日はヌーさん、上機嫌。

ん?僕がいる間に、バナナ生るかな…?
posted by: しん。 | 村の生活 | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
牛のおじさん。
JUGEMテーマ:海外生活
立派な牛!もう一頭!綺麗に洗って! 

今朝、昨日と一昨日のワークショップで作ったものを、
あっちやったり、こっちやったり整理をしていると、
いきなり窓から隣のおじさんが、

“うぉーいっ!”

って、大きな声を上げるもんで、びっくり!!

このおじさん、牛車で土鍋を売り歩くのが仕事…
と聞いていた。

一回出掛けると、10日くらい帰ってこない。

なので、いる時といないときが半々くらい。

でも、どうやらもう一つの仕事があったみたい。

それは、牛商人。

新しい、良い牛を買い付けてきて、
村の人たちに売るのも、この人の仕事だと言うのだ。

昨日、やたら立派な牛を2頭、珍しく井戸端まで連れてきて、
丁寧に洗っていると思ったら、新しく買ってきたのだという。

で、午後には人が沢山集まってきて、
品評会が始まって、おじさん、

“これは良い牛だぞぉ!”

みたいなこと言って、商談していたんだけど、
どうも、話はまとまらなかったらしい。

今朝も、牛の周りに人が集まって、なにやらごちょごちょ話していた。

それからしばらくしてのことだった。

“うぉーいっ!”

機嫌が良い。

“牛、売れたぞ!”

なるほど、それでテンション上がってたわけだ!!

確か、400ドルくらいで買ってきたって言ってたけど、
いくらで売れたのかな…。

そして、今日も、牛を洗いに来てたので、
パシャッと撮らせてもらったのが上の3枚。

立派な牛でしょ?

でも、村にいると、段々やせてっちゃうんだよな…きっと。
そうすると、新しいのと買い替え…って感じかな。多分。


日本にも、昔、馬喰(ばくろう)という商売をしていた人たちがいて、
馬を買っては、農家の馬と交換して、その利ざやで暮らしていたそうな。

結構、無頼の人々だったらしく、交換して安く買った馬を、
買い手を騙して、高額で売りつけたり、
訪れる村々で、博打を仕掛けて、村の人たちからお金や土地を巻き上げたり、
ひどいと、奥さんまで取って行っちゃうような、海千山千の人たちだったらしい。

一人旅路で生きていくのだから、そのくらいの人じゃないと、
野垂れ死にしかねないかもね。

このおじさんも、そこまでは行かないまでも、
やっぱり、タダモノの匂いではない。

海千山千の匂いプンプン!

でも、とっても気さくで、明るい、良いおじさんなんですよ。
村では…。
posted by: しん。 | 村の生活 | 14:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
プノン・クラン・ダイミス
JUGEMテーマ:海外生活
プノン・クラン・ダイミス井戸端から見ると… 

“プノン・クラン・ダイミス”

プノンは、山。
クランは、金。
ダイミスは、地層。

この半年間、ほとんど毎日この山を
一日二回ずつ見ながら、村へと通っています。

朝は、透き通った空気の中に佇み、
昼は、ギラギラした太陽を照り返し、
夕方には、時に夕映えを背負い黒々と、
夜には、頂上に鉄塔の赤いランプを光らせて、
その、それぞれが千変万化の表情を見せてくれます。

この“金の地層”と呼ばれる山は、
文字通り、数百年の昔から、
この村に土鍋を作るために必要な土を提供し続けています。

村と密接な関係にあるこの山は、
きっと、村人にとって無くてはならない存在だと思います。

僕にとっても、この“プノン・クラン・ダイミス”は、
日に日に大きな存在になってきています。

シェム・リアップやプノンペンからの帰路は、
コンポン・チュナンに近づくにつれ、必ずこの山を探します。

そして、その姿が視界に入ったとたん、
体を縛り付けていた緊張から、一気に解き放たれ、
安堵するのです。

毎日の村通いでも、この山と空とを眺め渡し、
気分を良くしたり、緊張したり、ホッとしたりしているのです。

こんなにもこの山を意識するのは、
多分、僕がよそから来た人間だからでしょう。

地元の人は、そこまで意識して、この山を見てはいないと思います。

でも、もし、この山が突然なくなってしまったら(そんなことはありえないのですが…)、
村の人々は、僕には想像できないくらい不安になり、不快感を覚えるでしょう。

この村にとっての“プノン・クラン・ダイミス”は、
果たしてどんな存在なのだろう…。

そんな思いで、この山を見るようになっている自分を
はっきりと自覚してから、2週間くらい経ちます。

今朝、バイクを走らせながら、

“もしや…”

と思って、急いで村まで行って確かめてみると、
今まで気がつかなかったことに、気付いてしまいました。

僕たちの建てた仕事場が、井戸端からの“プノン・クラン・ダイミス”の眺望を
遮ってしまっているのです。

僕が、このことにハッとした…。

誰かが、この変化に気がついて、
とても残念に思ったかも知れない…。

もしかすると、この井戸を使う人たちの多くが、
ちょっとだけ、残念な思いをしたかも知れない…。

あるいは、みんなが嫌な思いを下かも知れない…。

そう思うと、なんだか少し切なくなってしまいました。

誰も、何も思わなかったかも知れない…。

という思いも、むくむくと頭をもたげて来ましたが、
すぐに僕の心の中で打ち消されました。

それは無い。

理由はありません。
ただ、半年という月日をここで過ごしてきて、
そう、確信できるのです。

僕たちのプロジェクトは、これと同じ過ちを犯していないだろうか…。
あと、残された三ヶ月を神経を研ぎ澄まして、過ごしたいと思っています。

“プノン・クラン・ダイミス”が、
僕に教えてくれたことだから…。
posted by: しん。 | 村の生活 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |